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平成29年度 入学式

2017.04.10

平成29年4月7日、満開の桜の下、本校の入学式が盛大に挙行されました。

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式では担任から新入生一人ひとりの名前が呼ばれ、

芝田校長から「入学を許可します。」という力強い宣言がなされました。

 

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学校長式辞(全文は下部に掲載)に続き、

水戸理事長は祝辞で、「皆さんは素晴らしい素質・能力持っているのでその能力をどう伸ばすか考え行動して欲しい。自分の町、日本、世界に目を向けて、社会との繋がりを意識した学校生活を送ってください。また大きな変化に対応できる人間力を身に付けてください。」と励まされました。

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続いての菅原学長祝辞では、二松学舎の創立から現在までの歴史と、附属柏中学校高等学校と大学とのつながり・連携について説明下さいました。そして「主体性を持って行動すること、学ぶこと」の大切さをお話しされました。

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さらに父母の会会長の堀尾様からも温かいお祝いの言葉をいただき、

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次に中学生代表、高校生代表の新入生が、堂々と今の思いやこれからの抱負ついて述べました。

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来賓の皆様、保護者の皆様、本日はお越しいただき誠にありがとうございました。

 

 

学校長式辞

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春すべてのものが明るく、生命の息吹と躍動感を感じさせるこの佳き日に、本校父母会会長の堀尾亮輔様を始め、多数のご来賓並びに保護者の皆様方の御臨席のもと、平成二十九年度入学式を挙行できますことは新入生は無論のこと、我々教職員にとってもこの上もない喜びといたすところであり、厚く御礼申し上げます。

さて新入生の皆さん、入学おめでとう。皆さんの夢の実現に向けて充実した学校生活が送ることができよう、願ってやみません。

そのために是非心がけてほしいことがあります。それは本校の校訓「仁愛・正義・誠実」についてであります。まず「仁愛」です。これは、人間関係を円満に営むための最高の徳のことです。孔子は論語の中で、「仁」に至る道は「それは恕か、己の欲せざるところ人に施(ほどこ)すこと勿(なか)れ」と言っています。「恕」は許すということで、他人への思い遣りの心のことです。自分が嫌だと思うようなことを、人にしてはならないのです。我々の行動基準や道徳は、すべてここから始まるのです。

次に「正義」です。これは人間の欲望を追求する「利」と対立する概念です。簡単に言えば利己的・自分勝手にならないということです。次に「誠実」です。これは私利私欲によらない「真心」のことです。

何のために人は生きるのか、何のために人は学ぶのか、この答えが「仁愛・正義・誠実」なのです。二松學舍大学の建学の精神、「己を修め人を治め一世に有用なる人物を養成する」と同義と考えてよいのです。これから諸君が歩むであろう、三年間・六年間の学生生活も、また長い人生もまさしく同様です。他人の幸せのために挑戦し、挫折し、乗り越えて自らがつかむものが本物の幸せなのです。ですから勉学も安易に他を頼ってはいけません。授業第一に考え、授業を大切に学校生活を送ってください。本校は、そのための教育環境を整えています。これからの学生生活は、このことを常に心に置いて生活し、大きな志を胸に抱き、誠実に努力できる素晴らしい人間に成長してください。そしていつの日か、昨年芥川賞を受賞した本校卒業生の村田沙耶香さんに続くような、自分の夢の実現を目指してださい。

最後になりましたが、保護者の皆様にお願いがあります。我々教職員一同、お子様たちの健やかな成長のために、全力であたることをお誓いいたします。この子供の為にという思いは、皆様方とまったく同じです。今後とも本校教育のため、ご理解ご支援を賜りますようお願いいたします。

新入生の皆さん、今日の喜びを忘れず、学校生活の勉強や部活動など、様々なことに挑戦してください。ここでの生活が実り多いものとなりますことを、重ねて祈念して式辞といたします。

 

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